・仕事中は黙っていることが多い
・携帯電話を使ってよく長電話をする
・ほおづえをつく癖がある
・うつぶせで寝ることが多い
・職場や家庭でストレスを感じている
・いつも同じ側で食べ物を噛む癖がある
・起床時に疲れていることがある
・歯ぎしりをしていると言われたことがある
・歯を食いしばる癖がある
この中で4つ以上あてはまる項目があった人は、顎関節症になりやすい行動をしています。ひょっとすると口を大きく開けようとするとカクンと音がしたり、顎を使うと疲れを感じやすかったりしていませんか?
歯の使い方が大きな要因となる顎関節症は、重症になると四六時中痛みに悩まされるようにもなってしまいます。時々カクンと音がするくらいでは治療は行わないのが通常ですが、どうしても気になる人は歯科や口腔外科を訪れてみましょう。
■顎関節に負担がかかる癖をやめる
顎関節症は噛み合わせの悪さが原因だと考えられてきましたが、ストレスがかかった際に無意識に行っているくいしばりや歯ぎしり、片側の歯だけで物を噛むといった癖が原因だと解明されています。
実は噛み合わせがかなり悪くても、そのこと自体は顎関節症にはあまり影響がないといいます。もっともやってほしくないのが、”上下の歯をつける癖”だということがわかりました。
まずは上のチェック項目に書いてあることをやめてみましょう。唇が閉じた状態だと、前歯は接触していますが、他の上下の歯は1~2ミリ離れているのが正常な状態だと覚えてください。受話器を肩に挟んで長電話をしたり、頬杖をつくことも顎に負担がかかります。
いかがでしたか? 顎が細い人ほどかかりやすいと言われる顎関節症ですが、もちろんエラの張った人も症状が出ることがあります。常に痛くなってしまう前に、セルフケアで予防を心がけましょう。