食べ方ー老化

【1】食べすぎ
加齢にともない基礎代謝も低下している。若いころのように食べていたら太ることに。「食べすぎると消化のために血液は胃に集中。
他の臓器に回らず、血中脂質や血糖値の上昇を招き、メタボにつながります。腹八分目を心がけて」
(医学博士・管理栄養士の本多京子さん、以下「」内も同じ)

【2】早食い
急いで食事をとると、どうしても咀嚼がおろそかになる。「咀嚼は消化を助けるのにとても重要。
充分でないと消化に時間がかかり、胃腸にも負担が多く、食べすぎの原因に」

【3】食事時間がバラバラ!
朝昼晩の食事時間を決め、できるだけ規則正しく食事を摂ることにより、自律神経のバランスが整いやすくなる。
「朝食と夕食の間は12時間がベスト。その中間に昼食を」

【4】続けて食べ、重ね食べ
いつも同じものや似たような食品、調理法のものを食べ続けると栄養素が不足し偏る。
「揚げ物+炒め物は脂質やエネルギーの過剰に、煮魚+野菜の煮物は塩分過剰になりやすいので注意。
また、食事代わりにケーキや和菓子など、おやつのような食事も×」

【5】冷たいものばかりを食べる
老いの大敵は体を冷やすこと。食材に冷やす作用があるかどうかもチェックしたい。
「辛み成分のしょうがやにんにく、ねぎなど温め食材をバランスよく摂り、飲み物も常温や温かいものに」

※女性セブン2011年9月29日・10月6日号