★以下の記事は、身近な自然と科学http://homepage2.nifty.com/luminaries/index.htmlより転載しました
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◆症状1
針で刺されたような鋭い痛みがある
深呼吸したり、身体を捻ると痛む
痛む場所を押さえると痛む
痛む時間が長かったり短かったり
インフルエンザなどの感染症に罹った後に痛み出した
⊿考えられる病
筋肉痛
山歩きやダニのいる場所に行ったことがあったら寄生虫で痛みが出ることがある。
咳をする度に痛むときは肋骨の疲労骨折のおそれがある。
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◆症状2
肋骨の間に痛みが走る
身体の左右どちらかが痛む
痛みは長引かない
身体を捻ったり、伸ばしたりすると痛む
△考えられる病
肋間神経痛(身体の左右どちらかしか痛まない)
左胸付近が痛む場合が多いので、狭心症の痛みと間違えやすい
風邪で起こることがあるが、肋骨や脊髄のカリエス
(慢性的に破壊されていく病気)、癌の転移などのときがある ⇒肋間神経痛詳細
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◆症状3
安静時に痛む
心臓の辺りがズキズキ傷む
痛む場所を押すと痛みが増す
動悸・息切れが起こる
過労気味・ストレスがある
△考えられる病
心臓神経症
ストレスなど心の病が原因で、心臓病と似た症状が出るもの
*痛みが心臓の辺りから食道に沿ってしみるような痛みが走るのは食道系の病気の疑い
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◆症状4
痛む前に咳がたくさん出た
ゴルフや野球をした後に痛み出した
深呼吸や咳をすると痛む
痛む場所を押すとより痛む
息切れや呼吸困難を感じることがある
△考えられる病
肋骨骨折
息切れや呼吸困難があるときには肺に穴が開いている可能性がある
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◆症状5
風邪やインフルエンザが長引いた後、数日から1週間で、息切れ、浮腫み、胸の痛み、
倦怠感などが出てきた
△考えられる病
心筋炎 ⇒心筋炎についての早分かり
心臓の筋肉にウィルスが感染した後、リウマチ、或いは突発的に起こる炎症で、心臓が肥大し、心不全になる
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◆症状6
切るような鋭い痛みを胸の皮膚に感じる
痛みは胸だけでなく首や肩甲骨に広がっている
深呼吸や咳で痛みが増す
仰向けや横向きに寝ると痛み、その痛みは首や肩に及ぶことがあり、起きると痛みが軽くなる
△考えられる病
心膜炎⇒心膜炎についての早分かり
結核やリウマチ、尿毒症などが原因で心臓を包んでいる膜が炎症起こす
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◆症状7
胸がもやもやする
以前から不整脈がある
心臓病と診断されている
動悸・めまいがする
△考えられる病
心房細動
心臓を規則正しく動かすために出ている洞結節からの電気信号が迷走し
心房が不規則に動いて脈が速くなり血液を正常に送り出せないもの
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◆症状8
乾いた咳が出て、呼吸困難になった
突然、胸が痛み出した
安静にしていると痛みが収まる
唇が紫になる
不整脈、血圧低下になることがある
△考えられる病
自然気胸 ⇒自然気胸詳細
自然気胸では胸の痛みは殆どの場合ある。
呼吸困難は片肺だけが自然気胸の場合は次第に楽になる
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◆症状9
死ぬと思うほど激しい痛みがある
冷や汗が出る、吐き気がある
痛みは15分間以上続く
前兆が無い場合もあるが、症状10の狭心症の症状が数日前から現れている場合がある
△考えられる病
心筋梗塞
非常に危険なので、患者を楽な姿勢で安静にし、できるだけゆっくり呼吸し、
吐き気があっても無理に吐かせず、便意があっても力ませないこと。
直ぐに医師の診察を受ける。
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◆症状10
肉体労働中や身体を動かしているとき、興奮しているときに胸が痛くなる
締め付けられるような胸痛が数分間ある
吐き気や嘔吐、呼吸困難、発熱は無い
血圧値は変わらないか上昇気味
脈拍は増加
不整脈は無い
ショック状態にはならない
△考えられる病
狭心症(労作性)⇒狭心症詳細
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◆症状11
主に安静時や夜間睡眠時に強い締め付けられるような胸の痛みが
15分間近くかそれ以上か近く続く
吐き気や嘔吐、呼吸困難、発熱は無い
血圧値は変わらない
脈数は変わらないか上昇気味
不整脈が出るときがある
ショック状態にはならない
△考えられる病
狭心症(安静時性)⇒狭心症詳細
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◆症状12
以前から高血圧
首の後ろ、胸から背中、腰にかけて、熱い釘を打ち込まれたような激しい痛みが走る
手足にも激しい痛みが出る
△考えられる病
解離性大動脈瘤
動脈の壁は内膜・中膜・外膜の3層構造になっていますが、中膜が弱くなり、
その為に内幕が破れ、血液が外膜を直接圧して瘤をつくるもの。
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◆症状13
長時間同じ姿勢で居た後、突然、強い胸の痛みに襲われた
呼吸回数が多くなって、呼吸困難になった
血痰が出たり、発熱することがある
ショック状態になることがある
△考えられる病
エコノミークラス症候群 ⇒肺栓塞
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◆症状14
胸が圧迫されるような苦しさ
痰が泡のようになったり、ピンク色になることある
呼吸が荒くなって、呼吸困難になる
仰向けに寝ていると痛み、起き上がると楽になる
手足が冷える
冷や汗をかく
動悸がする
日中は尿量が少なく、夜間は多い
△考えられる病
心不全(病名ではなく、心臓の機能が低下している状態)