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尿路結石患者は、正常な人とどこが違うのでしょう?

尿中に多くのカルシュウムまたは蓚酸を排出する

蓚酸・・・
あくの成分として非常に広く植物類の中に含まれている。蓚酸は、水に溶けやく、
ゆでるなどすると半分くらい溶け出す。尿中にも体内で作られた蓚酸が、少量
含まれる。
ほうれん草、パセリ、タケノコ、チョコレート、コーヒー、ココア、コーラ、
緑茶など蓚酸を多く含む食品

尿中に多くの凝集した結晶をみる

尿中には、結石の成分が過飽和状態で存在しています。この状態で大量に結石の
成分が排泄されると結石が急速に凝集形成されす。正常人でも結晶は多く排泄さ
れますが、大きな結晶は見られません。

尿中の阻止因子が欠乏している

過カルシウム尿症、過蓚酸尿症、過尿酸尿症で結石形成が促進される

尿中に促進因子が多い

低クエン酸尿症、低マグネシウム尿症などで結石形成阻止因子の低下、尿の
停滞、感染、濃縮がある

尿路通過障害、長期臥床、腎盂腎炎、慢性膀胱炎

偏食が多い、一度に多く食べる
食事は、まんべんなく食べる(魚・肉・野菜)、夕食のどか食いは、だめです。
野菜に多く含まれているマグネシュウムは結石形成を阻害する方向に働き、植物
繊維は、腸管でのカルシュウムの過度の吸収を押さえます。
食後に結石になりやすい物質が尿中に排泄されます。
夕食後にすぐ寝ると結石形成に都合のよい状態をつくります。

動物性蛋白質・砂糖・牛乳の摂取が多い

動物性タンパク質
取り過ぎは、尿中カルシュウムの増加、尿中クエン酸の増加、尿の酸性化を
招き結石を作りやすくするので、取りすぎには注意。(尿のpHは 5.0~7.0 )
砂糖
砂糖を摂りすぎると体が酸性化するために、カルシウムが消 費されてきます。
そのため、骨粗鬆症や筋肉の低下、近視、鼻血が出やすくなっ たり、糖分の摂り
すぎによる肥満からくる糖尿病をひきおこす原因ともなります 。尿の酸性化にも
繋がります。
牛乳
牛乳は、カルシュウムの多い食品ですが、カルシュウムの摂取を制限すると、
むしろ骨粗鬆症の危険性があります。蓚酸を含む食事をする時に、カルシュウム
をとることにより蓚酸の吸収が抑制され、尿中への蓚酸排出量が減少します。
そこで、食事の時100mlの低脂肪牛乳を飲むようにと検討されていす。
(脂肪摂取量を考慮)

経口水分の摂取が少ない

水分の摂取の半分以上は飲み水として、他は番茶麦茶、ウーロン茶等を多くとり
ましょう。
毎食後と就寝前にコップ1杯の水を取るようにする。
水分は、尿の濃縮を予防し、結石の成分を洗い流します。
一日の尿量は2リットルくらいを目標にしましょう。
過度のコーヒー、紅茶、コーラ、牛乳、ジュースの摂取は、さけること。
お酒、特にビールは利尿作用後の尿の濃縮、尿酸排出の増加、尿の酸性化を招き
結石を作り安くします。
お酒を飲んだ後は、夜間に水分を補給しましょう。

環境因子(暑くて発汗など)の影響

汗の分泌量は、一日 0.6~0.7リットル で99% が水で残りが食塩、
尿素、乳酸です。夏に激しい運動をした後は、10リットル くらい発汗する事
もあります。
発汗が多い場合や下痢によって消化管からの水の喪失が多い場合は、尿量が減少
します。
ストレスが多い。(30~60歳の中間管理職)

酸性体質

血液の粘度を高めるなど結石を作りやすい環境を作ります。

 

健康な成人の尿排出量 1日0.5~1.5リットル
膀胱の容量 だいたい 0.4リットル
回数 1日4~6回